MIXIM(ミクシィエム)とは?
MIXI M はコミュニケーションサービスを運営するミクシィが提供するM型ウォレットサービスです。(MIXIM公式ホームページより)
なんだそれ?って感じですよね。
簡単に言うと、株式会社MIXIが発行するプリペイドカードで、残高を家族や友人と共有することができるサービスです。
僕自身、PayPayに紐づけて妻と一緒に使っています。
MIXI M(ミクシィエム)
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MIXIMのメリット
[st-kaiwa1]MIXIMがどういうものかはわかったけど、じゃあ何がいいの?[/st-kaiwa1]
そのような疑問にお答えして、実際に僕自身が使ってみて感じたメリットを紹介していきます。
メリット① エポスゴールドカードとの組み合わせで還元率が最大2.5%に
なんといっても最大のメリットがこれです。
MIXI Mはエポスゴールドカードと非常に相性良しです。
エポスゴールドカードは基本還元率は0.5%とそんなに魅力的ではないのですが、還元率が1%アップする選べるポイントアップショップにMIXIを登録することで、還元率が1.5%になります。(エポスのノーマルカードにはこのサービスはありません)
さらにエポスゴールドカードは年間100万円を使うことによって、さらに10,000ポイントが進呈されます。
つまりさらに還元率が1%上乗せされることになり、合計で2.5%が還元されることになります。
月83,334円以上カードで支払う人にとっては、エポスゴールドカードは大いに検討する価値があります。
また月83,334円を使わない人にとっても、tsumiki証券をエポスカードで積み立てることによって、その積立額も年100万利用の計算に算入されますので、検討に値すると思います。
なおエポスゴールドカードはダイレクトに申し込むと年会費がかかってしまいますので、まずはノーマルカードから作ってインビテーション(招待)が来るのを待ちましょう。
インビテーションによって作った場合は、年会費は無料となります。
インビテーションをもらうのはそんなにハードルは高くありませんが、ゴールドカードを取得するまでには少し時間がかかるということは念頭においておきましょう。
メリット② PayPayと紐付けられる
キャッシュレス決済で大事なのは使える店舗が多いことです。
MIXI MはQUICPayに登録して使用できますが、QUICPay自体使えるところはそんなに多くありません。
リアルカード(物理カード)を発行することもできますが、クレジットカードを使えないところも多いですし、何よりカードを持ち歩くという手間が増えてしまいます。
そこで嬉しいのがPayPayと紐付け可という点。
PayPayの人海戦術営業のおかげか、他のキャッシュレス決済は一切使えないがPayPayだけは利用可能というお店が数多くみられます。
おかげで現金を持ち歩くことがほぼなくなりました。
MIXI Mは3Dセキュアにも対応しているため、月25万円までの決済が可能です。(対応していないカードは上限月5,000円)
キャッシュレス決済の要である「使える店の多さ」という点でも、十分に及第点です。
メリット③ プリペイドカードを複数枚発行できる
残高を共有することができる理由がここにあります。
1つのアカウントで複数(30枚まで)カード番号を発行できます。(番号を新しく1つ発行するのに100円手数料がかかります)
発行してからの期限は3年。
ブランドはVISAかJCBを選択できます。
ちなみにPayPayにJCBは紐づけられないので、PayPayに紐づける場合はVISAを選択しましょう。
僕は自身のPayPayに1つ、妻のPayPayに1つの番号を紐つけて、残高を共有しています。(同じ番号を複数のPayPayアカウントに紐づけることはできません)
JCBブランドを発行した場合はAmazonでしばしば開催される「JCBカード決済で20%ポイントバックキャンペーン」にも参加できます。(ただkindle本決済にはなぜか使えません)
もちろんVISAとJCBの2枚持ちも可能です。
メリット④ 使用限度額や使用制限を設定できる
クレジットカードの場合、カードを紛失したり、不正利用が判明したりして、カード会社に電話して初めて、カードの使用を停止することができます。
そのような非常事態が起こる前に、ユーザー側の意思で、カードを一時停止することはできません。
そして一旦停止してしまったカードを再び使用するためには、カード再発行となり、番号も変わってしまい、色々と面倒なことになります。
MIXI Mの場合は、運営に電話をかけるといった手間は必要なく、アプリから、カードの利用限度額や使用制限を設定することができます。
カードを使わないときは、一旦停止しておくといった使い方も可能です。
メリット⑤ AmazonのJCB決済キャンペーンに利用できる(JCBブランドのみ)
AmazonがしばしばJCBブランドの利用者にむけてお得なキャンペーンを開催します。
このキャンペーンはクレジットカードだけでなく、プリペイドカードでも参加できるので、JCBのクレジットカードを持っていない方はMIXI MでJCBブランドを発行して参加しちゃいましょう。
MIXIMのデメリット
[st-kaiwa1]ふーん。逆にデメリットはないの?[/st-kaiwa1]
あります。デメリットとまではいかなくても、こうだったらいいのにというのは存在します。
デメリット① 一部使えない店舗がある
店舗によっては一部使えない店舗が存在します。
ご利用不可店舗の一例
- 一部の月額・継続契約の利用料金
- ファンクラブ会費・ニュース配信サイト等
- スポーツクラブ会費
- 各種公共料金(電気・ガス・水道料金等)
- 電話料金・通信料金およびそれらに付随する料金
- インターネットプロバイダ利用料
- 衛星放送・CATV視聴料
- 新聞購読料(電子版含む)
- 損害保険料・生命保険料等
- レンタルサーバ料金
- ウォーターサーバ定額サービス
- 通信教育費
- その他各種月額料金
など- 一部の航空会社
- 一部の宿泊施設(旅行代理店でのお支払いは可能です)
- ガソリンスタンド
- レンタカー
- 高速道路・有料道路料金
- 機内販売
- 特急券
- 税金などの公金の支払い
- 一部プリペイドカード への入金
など
(MIXI M ヘルプセンターより)
僕自身、PayPayに紐づけてガソリンスタンドで、使おうと試みたのですが、決済できませんでした。
子供のために購読している「こどもチャレンジ」の通信講座も無理でした。
あと、Amazonの電子書籍(kindle本)もなぜか決済が通りませんでした。
デメリット② 補償が心もとない
カードを持つ際に心配なのが、不正利用があった際の補償ですよね。
先程紹介したエポスカードの補償は次のようになっています。
このように書いてもらえるなら安心ですよね。
ではMIXI Mの場合はどうなっているのでしょうか。
MIXI MのHPにはこうあります。
本不正利用により利用者等に生じた損失の補償については、上記相談窓口にご相談下さい。損失発生の経緯等を個別に検討し、MIXI M利用規約及び関係法令に基づき必要な対応を実施いたします。なお、本不正利用又はそれによる損失の発生につき、利用者の不適切なアカウント管理が原因である場合及び利用者の故意又は重過失がある等利用者等の行為に原因がある場合、又は当社の責めに帰すべき事由がない場合は、損失補償の対象とはなりません。 (利用者等に損失が発生した場合の対応方針より)
ちょっと補償してもらえるのかどうかよくわからない書き方ではありますね。
「残高はあまりたくさん入れておかない」や「カード利用上限額を設定しておく」などして、自身でも不正利用をしておくほうが良さそうです。
非常に使い勝手が良いカード
いかがだったでしょうか?
一部使えない店舗があったり、補償が心もとないなど少しデメリットはあれど、これらは他のプリペイドカードと条件は同じです。
MIXI Mは複数カード番号を発行できることから使い勝手という点ではMIXI Mに軍配が上がるのではないでしょうか。
みなさまのプリペイドカード選びの参考にしていただければ幸いです。
ではまた~。
MIXI M(ミクシィエム)
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