迫さんは23歳という若さで年商10億円を稼ぎ出すやり手の社長さんです。
twitterで有益な情報を発信されていたので、以前からフォローさせていただいており、気になったツイートは備忘録代わりにリツイートしていたのですが、この度書籍を発行されるということになり、迷わず買ってしまいました。
以下に本を読んで、記録に残しておきたいことを書いていきます。
やりたいことよりもやれることを増やす
最近、よく「やりたいこと、好きなことで生きていこう」というフレーズをよく聞くようになりました。
YouTubeのCMでも使われてましたね。
しかし、
[chat face=”man1″ name=”” align=”left” border=”gray” bg=”none” style=””]できることが少ない状態で、思いつくやりたいことなど、「今、自分ができることと」の延長でしかなく、できることを増やすことによって、やりたいことも自然に増えてくる[/chat]というのが迫さんのスタンスです。
迫さんの場合、プログラミングを身につけることによって、「こんなアプリを作ってみたい」「こんなプログラムを作ってみたい」となり、収入が上がることによって「この観光地に行ってみたい」「新しくタピオカ屋の経営をやってみたい」となったそうです。
確かに少ない能力と収入という目線で見えるやりたいことなんて、たかがしれているなぁと思います。
というかほとんどないかも笑
もっと自分の能力と収入を上げて目線を高くすることで、また違う世界が見えてくるのかもしれませんね。
自分の必要収入を2段階に分けて洗い出す
自分が1ヶ月にこれだけはないと生きていけない収入とこれくらいあったらいいなぁと思う収入を洗い出すといいそうです。
なぜならゴールが明確になるから。
必要最低収入が20万円の人は、5%で運用すると仮定して、必要となる余剰資金は20万円×12ヶ月×20倍(5%の20倍が100%) → 4,800万円 となるわけですね。
確かに目標がはっきりするとモチベーションが出ますね。
誠実なビジネスが世の中を豊かに
画像引用元: 人生攻略ロードマップ 「個」で自由を手に入れる「10」の独学戦略
エンジニアのBさんがパソコンショップのA社で10万円を支払いパソコンを購入し、デザイナーのCさんがBさんに10万円を支払い、決済システムを作ってもらい、A社が10万円を支払いデザインをしてもらう。
10万円がグルグル回っただけなのに、パソコンと決済システムとデザインという富が生まれています。
[chat face=”man1″ name=”” align=”left” border=”gray” bg=”none” style=””]これを1億人でやるとすごいことになるよね[/chat]
っていうのが迫さんの主張です。
そして不誠実なビジネスはこの流れを止めてしまうので、やめましょうと。
お金がないうちは自己投資にお金をかける
ツイッターでもずっと発信されていることなのですが、まずはバイトするなり、メルカリで不用品を売るなりして、10万円ほどの種銭をつくる。
そのお金でプログラミングスクールに行くなど自己投資をする。
自己投資をすることで時間単価が上がる。
時間単価を上げることで自由な時間が増える。
新たにできた自由な時間でまた自己投資をする。
さらに時間単価が上がり、さらに自己投資をする。
こうなると正のループになって、どんどん収入と時間が増えてくるというわけですね。
時間単価が頭打ちになったら人に任せる
1人でやってる以上、時間単価は頭打ちになる。
いくら腕のいいエンジニアでも時給10万円を稼ぐことはできない。
自分がいなくても回る仕組みを作ろう。
事業を分散する
投資でもそうですが、1つの業種だけに集中していると何かがあったときに、思いっきり被害を被ることになります。
今回のコロナウイルスにより飲食店やホテルなどのサービス業は大きく影響を受けました。
迫さん自身も「オンラインスクール事業」「飲食店や美容室などの実店舗系事業」「物販系事業や通販系事業」「Webサービスの運営事業」と事業を分散されています。
資産運用より事業への投資を優先
さっきの自己投資においてもそうですが、資金が少ないうちは、お金は自己投資や、事業投資に回しましょうとことです。
100万円を株式投資に回しても利回りはせいぜい5%ほど。
年5万円ほどですね。
しかしそのお金を自分自身や事業に投資して、200万円にすれば、利回りは200%になります。
迫さん曰く、株式投資に回すのは6,000万ほどからとのことです。
不労所得が300万円くらいになるぐらいからということですね。
やりたいことリストではなくやりたくないことリストをつくる
[chat face=”man1″ name=”” align=”left” border=”gray” bg=”none” style=””]やりたくないリストの方がやりたいことリストよりも現実味がある。
その結果、やりたいことも見えてくる。[/chat]
とのことです。
迫さん自身、
・スーツを着て仕事をしたくない
・通勤電車に乗りたくない
・美味しいものを食べられないのは嫌だ
・誰かにやらされてやる仕事はしたくない
・毎月同じようなことはしたくない
・忙しすぎるのは嫌だ
・資産にならない仕事は嫌だ
・金銭的に不自由するのは嫌だ
・遊ぶ時間が確保できないのは嫌だ
・面倒くさい人間関係は嫌だ
と様々に書き出してらっしゃいます。
終わりに
いろいろ自身が記憶に残ったことを書き出してきましたが、他にも有益な内容を体系立ててわかりやすく書いておられます。
自分の人生を今一度見直してみたいと考えている方は一度読んでみられてはいかがでしょうか。