関西圏にお住まいで、電力会社は関西電力を使っているが、楽天経済圏を活用していて、楽天でんきを契約するかを迷っている方もいらっしゃるかと思います。
そんな方のために、どちらが得になるのか検証してみたいと思います。
まずは関西電力 従量電灯Aの料金表ですね。
最低料金があるため、使用量が少ないうちは1kWhあたりの料金は低めに設定されています。
出典:関西電力 主な電気料金単価表 2020/9/12時点
次に関西電力 なっトクでんきプランの料金表です。
こちらは関電ガスとセットで契約している人のための料金プランになるので、先ほどの従量電灯Aよりも、最低料金・1kWhあたりの料金ともに安く設定されています。
ちなみに僕はこちらを契約していました。
最後に楽天でんきの料金表です。
楽天でんきには最低料金といったものはなく、1kWhにつき料金は一律です。
関西電力エリアの場合、1kWhにつき22.5円ですね。
最低料金がない分、使用量が少ないうちは、少し割高になっています。
以上、見てもらったらわかるように、使用量が少ないうちは、関西電力がお得。
使用量が多くなると楽天でんきがお得ということになりますね。
ではどこが境界線になるのか調べていきます。
それぞれの料金の計算式は以下のようになります。
関西電力(従量電灯A)
= 341.02+(使用量-15)×20.32 円 (使用量が15kWhを超え120kWhまで)
= 341.02+(120-15)×20.32 +(使用量-120)*25.8 円 (使用量が120kWhを超え300kWhまで)
= 341.02+(120-15)*20.32+(300-120)*25.8+(使用量-300)×29.29 円 (使用量が300kWh以上)
関西電力(なっトクでんきプラン)
= 285+(使用量-15)×20.31 円(使用量が15kWhを超え120kWhまで)
= 285+(120-15)×20.31 +(使用量-120)*24.1 円(使用量が120kWhを超え300kWhまで)
= 285+(120-15)*20.31 + (300-120)*24.1+(使用量-300)×27.8 円 (使用量が300kWh以上)
楽天でんき = 使用量 × 22.5 円
楽天でんきはシンプルでいいですね。
以上の計算式を当てはめて表を作ってみました。
従量電灯A | なっトクでんきプラン | 楽天でんき | |
120kWh | ¥2,474.62 | ¥2,417.55 | ¥2,700.00 |
189kWh | ¥4,254.82 | ¥4,080.45 | ¥4,252.50 |
200kWh | ¥4,538.62 | ¥4,345.55 | ¥4,500.00 |
297kWh | ¥7,041.22 | ¥6,683.25 | ¥6,682.50 |
300kWh | ¥7,118.62 | ¥6,755.55 | ¥6,750.00 |
500kWh | ¥12,976.62 | ¥12,315.55 | ¥11,250.00 |
上の表を見てもらったらわかるように、従量電灯Aの場合は189kWh、なっトクでんき
プランの場合は297kWh以上使用する場合は、楽天でんきに乗り換えた方がお得ということになりますね。
僕はなっトクでんきプランから最近楽天でんきに乗り換えました。
理由は楽天期間限定ポイントの使い道に困ったから。
おかげでここ何ヶ月かは楽天ポイントで電気代をまかなえてます。
ただ8月ずっと冷房つけっぱなしにしても消費電力は300kWhほどだったんですよね。
なので、僕の場合楽天でんきは割高かも。
またしばらく様子見て、なっトクでんきに戻すかもです。
ということで、以上、関西電力と楽天でんき、どっちがお得かの検証でした!
参考になれば幸いです。