僕の家は楽天でんきを契約しています。
アパートなので、1つの部屋だけ切り替えるなんてことはできないと思ってたのですが、できるみたいだったので、楽天でんきに切り替えたのです。
楽天ポイントの期間限定ポイントを楽天モバイルの支払いで消化していたのですが、それでも余ってしまうのでポイントの消化先として楽天でんきを選びました。
しかし、楽天でんきを契約して数ヶ月経った今、もう一度関西電力に戻そうかと迷っています。
今回は、なぜせっかく変更した楽天でんきを元の関西電力に戻そうと考えているかを書いていきます。
ちなみに僕が契約していたのは関西電力の「なっトクでんき」というプラン(関電ガスとセットのプラン)を契約していたので、以下は「なっトクでんき」との比較という前提で書いていきます。
一番電力を消費する8月の電気使用量でも297kWh。
先日、楽天でんきの請求が来ました。
今年の8月の電気の使用量は297kWhでした。
実はこの297kWhという数字を見て、正直びっくりしたんです。
なぜびっくりしたかというと、この297kWhという数字は、僕は以前「楽天でんきと関西電力はどっちがお得になるか」の記事でシュミレーションした楽天でんきと関西電力(なっトクでんきプラン)の損益分岐点なんですよね。
従量電灯A | なっトクでんきプラン | 楽天でんき | |
120kWh | ¥2,474.62 | ¥2,417.55 | ¥2,700.00 |
153kWh | ¥3,326.02 | ¥3,212.85 | ¥3,442.50 |
189kWh | ¥4,254.82 | ¥4,080.45 | ¥4,252.50 |
297kWh | ¥7,041.22 | ¥6,683.25 | ¥6,682.50 |
500kWh | ¥12,976.62 | ¥12,315.55 | ¥11,250.00 |
表を見ていただければ、わかるのですが、297kWh以上使うのなら楽天でんきが、297kWh未満なのであれば、関西電力がお得という結果になっています。
で、ここで問題になるのは、8月というのは、僕の家族が1年で、一番電気を使う月だということです。
この夏も暑かったので、毎日1日中エアコンはつけっぱなしでした。
これ以上電気を使えないというくらい使って297kWhです。
ということは今後はずっと関西電力の方がお得な月が来年の8月まで続くわけです。
153kWhなら関西電力が228円安い
ちなみにこれも全くたまたまなのですが、楽天でんきに切り替える直前の2020年5月の電気使用量と切り替えた直後の2020年6月の電気使用量が全く同じ数字だったので、こちらも参考に載せておきます。
同じ153kWhを使用して、関西電力は3,649円に対して、楽天でんきは3,877円ですから、228円楽天でんきの方が高くなるわけですね。
仮にこれが8月以外の11ヶ月続くとなると2,508円の差になります。
結構大きいですね。。。
従量電灯A | なっトクでんきプラン | 楽天でんき | |
120kWh | ¥2,474.62 | ¥2,417.55 | ¥2,700.00 |
153kWh | ¥3,326.02 | ¥3,212.85 | ¥3,442.50 |
189kWh | ¥4,254.82 | ¥4,080.45 | ¥4,252.50 |
297kWh | ¥7,041.22 | ¥6,683.25 | ¥6,682.50 |
500kWh | ¥12,976.62 | ¥12,315.55 | ¥11,250.00 |
確かに前回のシュミレーションの表で計算してみると約228円の差になります。(この表では燃料費調整額や再エネ発電賦課金を含んで計算していません)
189kWhなら関西電力が172円安い
去年使っていた関西電力なっトクプランの2020年~2020年の平均をとってみると189kWh。
これまたビックリなんですが、この189kWhという数字は前回のシュミレーションで出た関西電力(従量電灯A)と楽天でんきの損益分岐点なんですよね。
従量電灯A | なっトクでんきプラン | 楽天でんき | |
120kWh | ¥2,474.62 | ¥2,417.55 | ¥2,700.00 |
153kWh | ¥3,326.02 | ¥3,212.85 | ¥3,442.50 |
189kWh | ¥4,254.82 | ¥4,080.45 | ¥4,252.50 |
297kWh | ¥7,041.22 | ¥6,683.25 | ¥6,682.50 |
500kWh | ¥12,976.62 | ¥12,315.55 | ¥11,250.00 |
僕の場合はなっトクでんきプランだったので、なっトクでんきプランと比較しますが、189kWhであれば、関西電力なら4,080円、楽天でんきなら4,252円。
172円の差ですね。
一年で2,064円の差になります。
ポイント還元率は関西電力が0.8%。楽天でんきは0.5%。(※従量電灯Aは0.3%)
ポイント還元率でも関西電力に軍配が上がります。
関西電力は支払料金に対して、はぴeポイントが0.8%ポイント還元、楽天ポイントは0.5%ポイント還元されます。
189kWhつかうとするならば、関西電力なら4,080円×0.8%=32.64ポイント、楽天でんきなら4,252円×0.5%=21.26ポイント還元されることになります。
どちらも1ポイント=1円のレートで支払額に充てることができるので、差は11.38円。
1年で136.56円ですね。
これを先ほどの2,064円と合わせた2,200.56円が1年間における支払いの差となります。
楽天でんきなら楽天市場での購入額に対して0.5%ポイント還元
これは楽天経済圏を利用することのメリットですが、楽天でんきを使うことによって、楽天市場での買い物が0.5%還元されることになります。
先ほどの1年間で生じる2,200.56円の差を取り戻すためには、2,200.56÷0.05%=440,112円の買い物を楽天市場ですればいいということになるのですが。
44万。。。
なかなか普通の人ではいかない額ですね。。。
結論 楽天でんきをおすすめできる人
[box05 title=”結論 楽天でんきをおすすめできる人”]
① 月の電気消費量が297kWh以上の人
② 楽天市場でたくさん買い物する人(月の電気消費量が189kWh
の場合は年440,112円以上)
③ 楽天期間限定ポイントの消費に困っており、多少割高な電気代を支払ってもポイント消費に回したい人
[/box05]
僕の場合は完全に③ですね。
楽天の期間限定ポイントの消費方法で、悩んでいたので、それから解放されたのは非常によかったのですが、やはり1年のほとんどを割高な電気代を支払うということを考えると少し迷いが生じてしまいますね。
まぁ去年と比べて家族が1人増えたので、電気の消費量は昨年よりも上がると思いますし、基本的に買い物は楽天にまとめるようにしたので、もう少し様子を見てみます。
参考になれば、幸いです。
長文、読んでいただきありがとうございました。